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ALPHARD SC/S & VELLFIRE ZG/Z 2018/1~ アッパークラスの車両をカスタムするうえで大切なこと-それは、オーバーデコレーションを封印し、『上質な仕立て』に徹すること。つまり、このアルファード&ヴェルファイヤでのアプローチは、この『上質』がキーワードになってのメイクスに。 核となるスポイラーは、フロントがダクト+LEDデイライト、リアについてはデュフューザースタイルを採用。ともにスポーツライクな意匠としながらも、サイズ感を極力抑えた薄型設計としました。 デザインを構築するうえで、その面積が小さければ小さいほど、アイデンティティを創出することは困難です。しかしながら、純正デザインとの優れた調和を目指すのであれば、設計する面積は小さいほど優位。ゆえに、あえてこの薄型設計で、純正デザインとの融合を目指しました。 結果、純正との調和=『上質』を手に入れることに成功。アル&ヴェルともに、バンパー上部に配したデイライトキットも含めて、薄型設計ながら個性的なメイクスを完結しました。 アルファード、ヴェルファイアともに、センター部には横長のダクト+メッシュネットを配置。左右のコーナーには開口を設けて、ソコにLEDデイライトをインストールしました。純正バンパー寄り添うような薄型設計ながら、スポーティな表情へと導くアプローチです。 プラスαのアクセントづけに最適なアイテムを両車に採用。アルファードならば、ブーメラン型の台座にライン状LEDを。また、ヴェルファイアにはアタッチメント的なカタチでLEDを。ともにデイライトキットとして純正バンパーにセットできる製品です。つまり、アクセントパーツとして単品でもツカエル、お手軽アイテムなのです。 ラグジュアリー志向のフンイキから一転しユーロテイストなブラックアウトされた横ルーパーのみのグリルへと変更した、アルファード。また、純正形状にプラスαを与えた、これまたグッと精悍に魅せるブラックアウトされたグリルへとイメチェンする、ヴェルファイア。純正をリスペクトしつつも、個性を醸すフロントグリルとしました。純正のメッキをカラード化できる、ボンネットに添えるフードトップモールとのセットがオススメです。 サイドステップは、アルファード&ヴェルファイアともに共通。フロント同様に薄型で設計されてはいるものの、アンダー部をフラップ状に仕立て、ソコを塗り分けられるように。ステップ後端にはアクセントとなるダクト風のプレスを設けました。 フロント、サイドからのフィッティングラインを合わせたリアアンダースポイラー。左右4本出しのエキゾーストとデザインリンクする、スポーティな演出向きのディフューザースタイルが最大の見せ場。中央にインストール可能なLEDバックフォグは、ナイトシーンでの存在感アップに貢献します。 純正のルーフスポイラーの上から重ねるようにセットする、リアウィング。ちょっとした量感のプラスで躍動感を。さらに、ルーフを後方へ延長させることで、よりボディを大きく見せる効果も狙えます。 純正のドアミラー被せるだけの簡単装着が人気の、ドアミラーカバーにも注目です。デザイン的にはフィンを走らせたスポーティな意匠。未塗装品とマットブラック塗装済み品を用意します。 アルファードに実装着するホイールは、フォージドデザイン333。エムズスピード・オリジナルホイールの中でもフラッグシップシリーズとして展開する、鍛造製ホイールのフォージドデザイン。その最新モデルとなる333は、コンケーブデザインとシャープで細めのスポークが特徴です。品格と躍動感を併せ持つ意匠とあって、アッパークラスの車両にはジャストフィットな一本。 コンソール全体をスエード調仕上げとした、アル&ヴェル専用センターコンソール。プレミアムなこの質感に加えて、シーンに合わせて使い分けが可能な2つのイルミスイッチ、ドリンクホルダー、USB充電ソケット、収納ボックス+トレーなど、利便性アップを追求。ワンランク上の室内空間演出を約束します。 車種別専用設計のフロントテーブルは、起毛感を再現したスエード調仕上げ。これまでのフロントテーブルの概念にはなかった高級感の演出に、人気を呼んでいるアイテムです。アルパイン製7インチモニターを搭載した、モニター&テーブルも用意します。 アルパイン製10.2インチモニターをインストールした、フロントシート背面に装着するセカンドシート用モニター取付キット。後部座席のゲストに向けてのエンターテインメントシステムとして重宝するアイテムです。フェイスの仕上げは、写真のピアノブラックのほか、スエード調仕上げもラインナップします。